株式会社オプトインターネット広告の専業代理店として、黎明期から業界をリードしてきたオプト社。広告だけに限らず、多くのグループ会社のアセットを活用し、マーケティング領域全般の支援を行い、数多くの企業の成長に貢献をしてきました。今回はアドキャリ転職が同社執行役員の黒沢槇平さんに、オプトでの仕事や働き方について、お話を伺いました。オプトでの仕事や働き方をインタビュー――会社、事業概要についてご紹介いただけますでしょうか。黒沢:オプトは、「デジタルマーケティングの可能性をアップデートし続け、企業が何度でも挑戦できる社会を創る。」をパーパスに掲げ、顧客の事業成長に向けた包括的なマーケティングソリューションを提供しています。事業としては、インターネット広告事業を中心にしながら、マーケティングの戦略立案から実行までのコンサルティングを行うインハウス支援事業、自社プロダクトの開発と提供を担うマーケティング・アセット事業についても展開しています。――これまでのキャリア、社内における役割について教えてください。黒沢:2010年オプトに入社し、広告運用のオペレーション、コンサルタントからキャリアをスタートしました。2016年にコンサルタント部門の部長に就任。2019年にデジタルマーケターの人材開発組織の立ち上げを経て、2020年に人事部へ異動しました。2021年1月よりオプトの執行役員に就任し、現在は、オプトのコーポレート(経営企画・人事)領域を管掌しています。――数ある広告代理店の中における、貴社のビジネス強みや組織としての強みは何でしょうか? 黒沢:GoogleやFacebookなどをはじめとしたメディア媒体の広告支援のみならず、SNSやECなど、複数のコンタクトポイントの運用能力を有しているからこそ実現可能な「統合最適化されたデータマーケティングのコンサルティング力」が強みです。特に、統合データ活用プラットフォーム「ONE's Data」、ECデータ統合プラットフォーム「Oxcim®」をはじめとした独自の自社マーケティングツールを開発し、複合的な顧客データとも向き合いながら、顧客事業の売上や利益のグロースにつながるサービスを提供しています。近年では、ChatGPTと効果予測AIで効果的な広告クリエイティブの制作を 実現する「CRAIS for Text」も、広告代理店で初めて開発するなど、潮流にあわせてマーケティングツールを開発し、顧客課題をどこよりも把握し、顧客の事業成長を支援することを大切にしています。――オプトの社風や文化を教えていただけますでしょうか?黒沢:デジタルホールディングスグループ全体で大切にし続けている5つのバリュー(5BEATS)の一つに「一人一人が社長」にある通り、“個”の意志を尊重する文化だと思います。仕事における現場の裁量も大きく、年次に関わらず自立を大切にしています。すなわち、それは一人ひとりの意志と挑戦を後押しするような風土です。また、顧客の事業と真摯に向き合い、事業グロースのために本質的な価値提供に向けて、顧客に誠実に向き合い続け、顧客に伴走し、ともに課題解決に挑み続ける姿勢も、オプトらしさであると感じています。――中途入社で活躍をされている人に共通している点を教えてください。また、どのような方と一緒に働きたいでしょうか?黒沢:新卒・中途、年齢、性別、職種などに関わらず、顧客事業のグロースのために自らの意志を持ち、自立・自走できる人です。また、オプトでは個人プレーのみで仕事が完結することはほぼなく、周囲を巻き込みながらチームで協働して成果を出すことを求めているため、協力的に物事に取り組める人が向いていると思います。また、デジタルマーケティングは、非常に変化の激しい業界ですので、新しいもの好きや知的好奇心が高い人も、活躍する人に共通する特徴のひとつです。――教育制度やオンボーディング制度について特徴等はありますでしょうか。黒沢:約1か月半の中途社員向けの研修制度を用意しています。オンデマンドで研修が受講できるeラーニング教材に加え、専門的なデジタルマーケティングのノウハウや社内ツールの操作方法などをインプットいただくための講義形式の勉強会、顧客との打ち合わせのロールプレイなどをはじめとした実践的な研修があります。また、入社後のオンボーディング制度に関しては、代表の栗本が主催する社長大学や、他部署の社員と交流するサポーター制度や1on1のメンタリング施策、同じ趣味を持つ人同士が集まる部活動など、社内で人間関係を構築していただきやすい制度があります。――地方在住可や副業可など、競合他社様と比較をすると福利厚生に独自色が見受けられますが、 実施に至った背景や思いなどがあればご教示いただけますでしょうか?黒沢:先ほどお伝えしたグループのバリュー(5BEATS)の一つである「一人一人が社長」という言葉には、「社員の幸せ=自立」という想いがあり、会社としても、その実現に向けた支援を徹底的に行う必要があると考えています。2020年、コロナ禍によるリモートワーク普及など柔軟な働き方への転換を契機に、より「キャリア自律」と「顧客価値」を高めるために必要な働き方を実現したいと考え、自立人材の成長・活躍をサポートするプロジェクト「働き方のタネ」を開始しました。「働き方のタネ」では、デジタルホールディングスグループがこれまで行ってきた人事施策をもとに、デジタル時代に合った働き方を模索し、多様なキャリア形成やより多くの自立人材を育むことを目指しています。――現在はハイブリッドワーク(日によって出社かリモートを選ぶ働き方)がメインかと思いますが、 コミュニケーションを円滑に行うための、社員間の交流や社内イベント等の取り組みはありますか?黒沢:一人ひとりの柔軟な働き方を推進している一方で、社員間の絆、組織へのエンゲージメントなどが希薄化してしまわぬよう、会社単位や部門単位で様々な取り組みを行っています。例えば、讃える文化を大切にしているオプトは、半期に一度、社員の活躍を表彰する全社表彰を行っています。新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことに伴い、いち早くオフラインで再開することを決定しました。オフライン参加が強制ではないものの、オフラインで開催をする際には毎回8割近い社員がイベント会場に集まるため、コンテンツの余興や全社表彰式は、大いに盛り上がります。また、部門単位でも、自発的に出社推奨日を設けて対面で一同に会する機会をつくったり、定期的に半日から一日の合宿を行ったりなど、各組織の状況にあわせた現場主導の取り組みも非常に多いことが特徴です。さらに、2022年からはグループ社員総会の内容を一新しており、社員の情熱と挑戦を讃える社員総会「New Value Forum」として開催。特に、今年はこれまでの社員総会から数えて約4年ぶりのオフラインイベントとしてで開催し、2年連続で98%の社員が次回以降も継続開催を希望するとの回答があるほど、社員のエンゲージメントも高い取り組みにもなっています。多様な働き方を認めるからといって個人商店の集まりにとはならないよう、コミュニケーションの重要性を再認識し、現場での自発的な創意工夫が自然と生まれていることも、オプトの良い文化だと感じています。―― HypeAgencyの良さがあれば教えてください。黒沢:デジタルマーケティング・プロモーション職種専門の転職エージェントであり、かつキャリアアドバイザーの方も業界出身者であるからこそ、私たちの業界・企業へ対する深い知見があると感じています。一見、各社Webサイト上の求人情報だけだとわかりづらい仕事内容や、カルチャーの違いについても的確に理解していただいており、自社に対して本当にフィットする可能性が高い候補者の方をご紹介いただけるため、ビジネスパートナーとしていつも頼りにしています。また、採用の決定のみならず、入社後の定着までを見据えた客観的なコンサルティングを行っていただけるため、私たちとも会話の目線が合いやすく、こちらも感謝しているポイントのひとつです。――最後に求職者に一言、メッセージをお願い致します!黒沢:私たちオプトには、一人ひとりの仕事の裁量が大きい分、圧倒的に自己成長できる機会と自らの意志を実現しやすいフィールドがあると思います。オプトで自分らしいキャリアを一緒に描いていきたいという方のご応募をお待ちしております!